ねぇ、・・・我慢できないよ。

教室、教科書に視線を落とす君の横顔。

大広間、食事をしている君の口元。

談話室、僕と話している君の瞳。

見つめるたびに沸きおこる、この衝動。





Desire







夜までなんて、我慢できないよ・・・。

待て、なかったんだ。


のその肌に、触れたくて。

のその体を、抱きしめたくて。

のすべてを、感じたくて。


誕生日のその日の夜。

人の気配に薄目を開けたら、の顔があって。

からのキスが、嬉しかった。


ジョージの奴にも、彼女ができた。

僕だけが先に進むのも気が引けて、との関係に躊躇していた。

これでもう、気兼ねせずにすむ。

今まで押さえつけてきたこの衝動を、もう我慢しなくてイイ。


 「!」

 「ちょっ、えぇ!?」


放課後、僕は通りかかったを、この場所に連れ込んだ。

石像の裏に見つけた、秘密の場所。

大先輩方から伝授いただいた呪文を唱えれば、2人だけの場所になる。
 

の、春の香り漂う髪に顔を埋めて。

そのふっくらした唇を重ね合わせて。

の口内を侵食しながら、シャツのボタンを3つはずして。

ピンクのレースが可愛い、のブラ。

そこからは柔らかくも甘い香りが漂う。

の二つのふくらみを、開放して。


 「あっ・・・ん!」


そっと、耳に息をふきかけるだけでもカンジてしまう。

はもう・・・敏感になっている。

もちろん。。。


 「んぁあ!」

 「、、、、気持ちイイの?」

 「っ・・・んっ!」

 「、我慢しないで。」

 「やっ、、、あっ・・・んふっ!」

 「の声、もっと、聞きたい。」


衝動を抑えきれなくなった僕は、の声が聞きたくて。

君の右耳をそっと舐めあげると、小さな悲鳴があがる。

僕の左手は、シャツ越しに君の柔らかなふくらみをもてあそぶ。

空いた右手は、制服のスカートをたくし上げ、布越しに敏感な部分をなぞる。

触れるか触れないかの絶妙な快感が、君の体を支配して。

夕暮れどきにそぐわない、卑猥な喘ぎ声が漏れる。


 「あっ、あっ・・・はっ。んんっ・・・んふ!」


僕の腕の中で、は身をよじらせ、快感に浸りながらも

必死に何かに耐えているようで。

その姿が、僕の中にある何かに火をつけているのか。

僕はつい、君をいぢめてしまいたくなるよ。


 「フレっ・・・ぁん。やぁ・・・いやぁああ。」

 「いや、なの?」

 「っん!!」


シャツ越しに、の胸の突起をはじくと、ビクリと体が反応した。


 「なにがイヤ? ねぇ。やめて、いいの?」

 「んんっ。。。いじ・・わる。」


小さく首を振るが、あまりにもかわいくて。

潤んで赤みを帯たの瞳が、妖艶で。

拗ねるの表情が、僕の中心をズクンと疼かせる。


 「フレッド・・・お願い、もっとぉ。」

 「、それじゃわからないよ?」

 「やっ、、、あ、あ、あっ・・・直接、が、イイのぉ!」

 「素直になった、ね。。。。」


そっと、その布の隙間から指を滑り込ませる。

の蕾の先は、ぷっくりとふくらみを増して。


 「、ぐっちょりだね。」

 「んぅ・・・いゃあん。」


花弁にしたたる蜜のおかげなのか。

くちゅりと音をたてて僕の中指は難なくの中へ侵入する。

柔らかくて、暖かい、の・・・


 「はぁっん・・・あ、ああ!!」


反応が増したのは、手のひらで蕾の先を撫でながら、

その蕾の裏側を内部から中指で優しく刺激したから。

厭らしくもかすかな水音が、この狭い小部屋に響きわたる。

のかわいい胸の突起を優しく吸い上げるように刺激すれば、

指に絡みつく蜜は、徐々にその量を増す。

の中に射れた指をゆっくり動かしつづければ、

徐々に締め付けられるのが、わかる。

の口から漏れる吐息が、切なく聞こえる。

可愛い、喘ぎ声。


 「フレッ・・・ド。」

 「!!」


我慢できない僕の中心は、既に限界に達していて。

そっと触れたの手に、ビクリと反応してしまう自分がいた。

慣れない手つきで、が僕のベルトをはずしてくれる。

窮屈な思いから開放されたそれは、反り返り、先がすっかり濡れていた。


 「熱いよ、フレッド。」

 「だって・・・。」


もっと、もっと、を、カンジ・・・たい。

の花弁を覆う最後の布を取り去って、僕は顔を埋めた。


 「あああっ! はぁっ!」

 「あったかいよ、。」


舌を尖らせ、の蕾と花弁をいったりきたり。

2本に増えた僕の指は、内側から絶え間なく刺激する。

滴る蜜は留まることなく、僕を迎え入れるには十分すぎる程。


 「・・・射れるよ?」


ちいさく頷くを確認して。

そっと指を抜き、僕自身をに・・・


 「はぁんっ!!」

 「うっ。。。。」

 「あっ!あぁっ!! ァん! はぁん!!」

 「気持ちイイよ、。。。ああぁ・・・。」


静かに挿入したけれど、の中があまりにも熱くて。

優しく入れたけれど、の中があまりにも気持ちよくて。

深く、深く。

早く、早く。

快楽を貪っている、僕がいた。


 「ん、ふぅ、ハァ。。。ハァン!ぁん!!も。。。もぅ」

 「! !!」


途切れ途切れに、悲鳴にも近い声をあげながら、は小さく震えて。。。

僕は君の名前を呼びながら、絶頂を迎えた。


を、この手で抱きたかった衝動。

と、悦楽を迎えられた感動。


 「癖になりそうだよ・・・。」

 「フレッドの、エッチ。。。」


この衝動は、とめられない。

、君にだけは。。。



END

あとがき


久々にエロ夢でございます。。。ふひひひひwww
BD夢「Spring fraglans」のフレッド視点です。
止められない衝動ってあるじゃあないですか。
うん、イイと思います。←

夢是美的管理人nao